Microsoftは先日、Windows 11の最新の機能アップデート「Windows 11 Version 23H2」をリリースしました。
Windows 11 Version 23H2(Build 22361.2506)は、多数の新機能を含む「Moment 4」アップデートの上に構築されており、有効化パッケージKB5027397を介して有効化されます。
有効化パッケージはサポート対象デバイスに対して自動的に配信されるため、サポート対象外のデバイスは、23H2へアップグレードできないことになりますが、これを回避する簡単な方法が存在することがわかりました(Neowin)。
KB5027397の直接ダウンロードリンクが発見されたことをきっかけとし、NeowinのフォーラムメンバーMockingbird氏は、KB5031455(Moment 4)を適用済みの環境では、KB5027397をダウンロードしてインストールするだけで、非互換ハードウェアでも簡単に22H2から23H2にアップグレードできると指摘しています(ISOダウンロードは不要)
Make sure that you have KB5031455 (Windows 11 Moment 4 Update) installed through Windows Update.
Download & install KB5027397 (Enablement Package) for x64 from here: https://www.elevenforum.com/t/kb5027397-enablement-package-for-windows-11-version-23h2-feature-update.19372/
Windows UpdateでKB5031455 (Windows 11 Moment 4 Update)がインストールされていることを確認してください。
KB5027397 (Enablement Package) for x64をこちらからダウンロード&インストールする: https://www.elevenforum.com/t/kb5027397-enablement-package-for-windows-11-version-23h2-feature-update.19372/
KB5027397はMicrosoft Update Catalogでは配信されていませんが、上記のURL経由でダウンロードすることができます。
そのほか、Rufus、Ventory、WintoUSBなどのツールを使い、要件チェックをバイパスするインストールメディアを作成する方法でも、アップグレードできると見込まれす。
なお23H2の要件は22H2と変更されていないため、22H2に正規に対応しているハードウェアは23H2に問題なくアップグレードできるはずです。