Microsoftが先日公開したWindows 11 Build 26052では、バージョンの表記が「Windows 11, version 24H2」にかわり、今年後半にリリースが予定されている「24H2」に含まれるみこみの大量の新機能が追加されていました。
同ビルドには未発表の機能も存在していて、設定画面に、ゲームの解像度をアップスケールすることができる「自動スーパー解像度」設定が追加されていることがわかりました(Neowin)。
Microsoftは「自動スーパー解像度」機能を次のように説明しています。
AIを使用して、サポートされているゲームの詳細を強化してよりスムーズにプレイできるようにします
リンクは現在、DirectX Developer Blogへのものとなっていますが、準備ができしだい適切なサポートページが準備されるはずです。
AIアップスケーラー(Nvidia DLSS、AMD FSR、Intel XeSS)は、低解像度の画像をAIによって高解像度にアップスケールすることができる機能で、最新のGPUの機能を利用して優れた性能を発揮します。
ただし、今のところ自動スーパー解像度オンに変更しても、ゲームのFPSなどに影響はなく、どのように機能するかは不明な状態です。
この設定は隠し機能となっていて、以下の手順で有効にする必要があります。
- GitHubからViveToolの最新版のzipファイルをダウンロードし展開する。
- 管理者権限でコマンドプロンプトを開き、展開先のvivetool.exeが存在するフォルダにcdコマンドで移動する。
- 以下のコマンドを実行する。
vivetool /enable /id:39695921 /variant:3
- PCを再起動する。
再起動すると「設定 > システム > ディスプレイ > グラフィック」に「自動スーパー解像度」という設定項目が追加されるはずです。
