Microsoftが2023年に後半にリリースしたWindows 11 23H2では、ファイルエクスプローラーの改善が行われました。
モダンなデザインの導入や、アクセシビリティの強化、タッチ入力への最適化などさまざまな改良が行われた反面、ファイルやフォルダをアドレスバーにドラッグ&ドロップする機能が利用できなくなっています。
幸い、Windows 11の最新のベターチャンネルビルド(22635.3420)では、この問題を解決する修正が行われていることがわかりました(Neowin)。
The latest Beta Channel build (22635.3420) adds file drag and drop to the modern File Explorer address bar! This functionality is gradually rolling out, and can be enabled by running:
vivetool /enable /id:47664723 pic.twitter.com/34KxfrQxDh
— PhantomOcean3 🌳 (@PhantomOfEarth) March 29, 2024
新機能は徐々に展開されている状態ですが、利用できない場合でもViveToolを利用して強制的に有効化することができます。
以下の手順を実行します。
- GitHubからViveToolの最新版のzipファイルをダウンロードし展開する。
- 管理者権限でコマンドプロンプトを開き、展開先のvivetool.exeが存在するフォルダにcdコマンドで移動する。
- 以下のコマンドを実行する。
vivetool /enable /id:47664723
- PCを再起動する。
- 無効化したい場合は以下のコマンドを実行する。
vivetool /disable /id:47664723
うまく行かない場合、48433719も有効にすると良いとのこと。
この機能がいつ安定版に導入されるのかは不明であるものの、ベータチャンネルに導入された機能は早期に一般公開される可能性が高いと考えられます。