Microsoftは現在、AI機能を活用した「AIエクスプローラー」の発表の準備を進めているとみられています。
AIエクスプローラーの要件は、ARM64 CPU、最低16GBのメモリ、システムドライブの最低225GBの空き容量など、かなり厳しめのもになるとの情報が流れているなか、多くのユーザーに影響する従来のエクスプローラーの改善も進められているようです。
今回、Windows 11 Build 22635.3566(ベータチャンネルビルド)の隠し機能として、ファイルエクスプローラーのタブを複製することができる機能が実装されていることがわかりました。
現行の製品版のWindows 11では、タブを右クリックした際に表示されるメニュー項目はタブを閉じる、他のタブを閉じる、右側のタブを閉じるという3つですが、隠し機能を有効にすると4つ目の項目として「タブを複製」が追加されます。
「タブを複製」を選択すると、現在開いているフォルダを新しいタブで開く、いわゆる複製機能が実行されます(実行時にアニメーションがスムーズに表示されず、まだ開発中の段階のようです)。
この機能を試してみたい場合、以下の手順を実行します。
- GitHubからViveToolの最新版のzipファイルをダウンロードし展開する。
- 管理者権限でコマンドプロンプトを開き、展開先のvivetool.exeが存在するフォルダにcdコマンドで移動する。
- 以下のコマンドを実行する。
vivetool /enable /id:45262221,48433719
- PCを再起動する。
- 無効化したい場合は以下のコマンドを実行する。
vivetool /disable /id:45262221,48433719
隠し機能を有効にするとシステムが不安定になる可能性もあります。実行する場合は自己責任にてお願いします。
[via Neowin]