2020年に購入して以来使い続けてきたiPhone 12 miniのバッテリーを有償修理してみました。
長い間、最大容量85%で持ちこたえていたのですが、ここ半年ぐらいで徐々に80%まで低下し、交換目安となる80%未満が迫ってきたということでついに決断しました。
Appleのバッテリー交換費用は「iPhone のバッテリーサービス」ページで見積もることができ、iPhone 12 miniの場合は14,500円(記事執筆時)となっています。
以下バッテリー交換の手順や注意点、必要な日数をまとめてみます。
iPhoneのバッテリー交換の申請
iPhoneのバッテリー交換は「iPhone のバッテリーサービス」から申し込むことができます。iPhoneに紐付けているApple IDでログインすると、持っているiPhoneが自動でリストアップされ、そこから目的のiPhoneを選択することができます。
修理方法としては、Apple Storeでの修理予約か、配送修理を選ぶことができます。配送修理の場合、チャットあるいは電話経由で申し込む必要があります(Webサイト上でボタンを押すだけで済むわけではありません)。
今回はチャットで申し込みましたが、電話でもやる事は同じだと思います。
iPhoneの診断システムがリモートから起動されて、デバイスの状態が確認されます。バッテリーの最大容量などがサポートの担当者に確認されて、バッテリー修理に該当するものかどうかが判断されます。バッテリー交換の目安は80%を下回ったらということのようです。
その後、「iPhoneを探す」をその場で無効にするように言われ、集荷の日程を決め、チャットを終了します。
メールで送られてきたURLから修理料金を支払います。修理料金はiPhone本体の状態により、変わる場合があるようですが、とりあえず事前に14,500円を支払う必要がありました。
iPhoneを送る
iPhoneを送る前に準備する必要があります。手順は公式サポートページ「iPhone や iPad を修理に出す準備をする」に書かれています。
- iPhoneをバックアップする。今回はWindows版iTunesでバックアップしました。
- Apple Cacheをオフにし、Appleウォレットカードやパスを削除する。Suicaが登録されていたので削除しました(あとから再登録できます)。
- 「探す」をオフにする。修理を申し込んだ際、すでにオフにしていました。
配送修理の場合さらに以下の手順が必要です。
- デバイスを初期化し、Apple ID のデバイスリストからデバイスを削除。「設定 > 一般 > 転送またはiPhoneをリセット > すべてのコンテンツと設定を消去」を実行する。
- SIMと取り出す。
後は配送業者(クロネコヤマトでした)に裸で渡します。その場で専用の梱包箱につめてくれました。
なお取り出したSIMは代替の古いiPhoneに差し込み修理完了を待つことにしました。 SMSの受け取りや、Google Authenticator(Googleアカウント経由で同期)も代替iPhoneで問題なく動作しました。
修理完了
修理中の状況はメールで送られてきます。問題がなければ修理完了となり、iPhoneが送り返されてきます。
今回の日程は以下の通りでした。
- 4月30日 修理申請。
- 5月1日 クロネコヤマト集荷。
- 5月7日 Apple修理センターで受領。
- 5月8日 修理完了&発送。
- 5月10日 iPhone受け取り完了。
受け取った後はiTunes経由でiPhoneをリストアし、SIMカードを入れ、設定を確認します。
まとめ
iPhoneのバッテリーを有償修理する手順を説明しました。14,500円は少し高く感じますが、Apple正規の方法ということで安心感はあります。