Windows 11 のRecallがサポート対象外のPCで動作する「Amperage」が爆誕

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Microsoftは先日、AI機能が特徴の「Copilot+ PC」を発表しました。

Copilot+ PCでは、過去の作業に素早く戻ることができるWindows 11の期待の新機能「Recall」が独占的に実行できるとされています。

しかし、Windowsに詳しいAlbacore氏は、Snapdragon 7cxプロセッサーと4GBのRAMを搭載したローエンドPCで、Recallを動作させることに成功したことを明らかにし、サポート対象外デバイスでRecallを動作させるための詳細なガイドを近日中にリリースすることを約束していました。

今回、約束通りの機能を実現するWindowsコンソールアプリ「Amperage」が公開されています。

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今のところAmperageがRecallを有効にできるのは、Qualcomm Snapdragon、Microsoft SQ、AmpereチップなどのArm64 CPU / SoCを搭載しているデバイスに限られます。Windows on ARMデバイスで、Windows 11 version 24H2 build 26100.712以降にアップデートした後、ツールを実行する必要があります。

なお、Microsoftはまだx86_64デバイス向けのAIコンポーネントを公開していないため、そのままではツールを使用することはできません。冒険したい場合は、x86_64 Windows PC上でArm64 Windowsをエミュレートする方法を試すこともできるとのことです。

AMDとIntelもCopilit+ PCの準備を進めているため、Microsoftからx86_64デバイス向けのAIコンポーネントがリリースされれば、非対応PCでもRecallをより簡単に実行できるようになる可能性はあります。

Recallが非対応PCでスムーズに実行できるならば、40TOPS以上の演算が可能なNPUを搭載したデバイスに限定されている理由が問われることになるかもしれません。

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