Microsoftが5月末に公開したKB5037853では、ARM Mac上の仮想Windows 11で、エラー0x800f0845が発生する不具合が報告されています。
今回、この不具合をMicrosoftが認め、KB5037853の既知の不具合としてリストアップしたことがわかりました。KBページには以下のような情報が追加されています。
不具合の内容は、「このアップデートをインストールすると、インストール中に問題が発生する場合がある」というものです。主にArmベースのMacデバイス上で動作するWindows仮想マシン(Parallels Desktop)で発生し、アップデートのインストール後、システムの再起動時にエラーが発生し、デバイスがインストール済みの以前のアップデートにロールバックすることがあります。
Windowsアップデート設定には以下のメッセージが表示されることがあります:
2024-05 Cumulative Update for Windows 11 Version 23H2 for ARM64-based Systems (KB5037853) Installation Error - 0x800f0845. We are working on a resolution and will provide an update in an upcoming release.
この問題の回避策は見つかっていませんが、Microsoftは解決に向けて取り組んでおり、次回のリリースで最新情報を提供する予定です。
[via Neowin]