Microsoftは6月17日(現地時間)、4月末に公開されたWindows 10 22H2用の更新プログラムKB5036979やそれ以降の更新プログラムに、アプリの右クリックメニューが正しく表示されないバグが存在することを認めました。
MicrosoftはWindows 11 22H2の既知の不具合リストに次のような項目を追加しています。
不具合の内容は、「2024年4月23日にリリースされた更新プログラム(KB5036979)およびそれ以降にリリースされた更新プログラムをインストールすると、特定のアプリで「このファイルを開くにはどうしますか」というダイアログボックスが表示されることがある」というものです。
この問題は、タスクバーやスタートメニューに表示されているTeamsやOutlookアプリのアイコンを右クリックしたときに発生する可能性があり、その結果、選択したタスクの実行ではなく、「Open With」ダイアログボックスが表示されることがあります。TeamsやOutlookだけでなく、右クリックでタスクリストを表示しようとする他のアプリケーションにも影響する可能性があるそうです。
表示されてしまう「Open With」:
本来表示されてほしいメニュー:
回避策として、アプリケーション起動してメニューをナビゲートし、同じ操作を実行する方法が提案されています。
Microsoftは解決策を検討中で、次回のリリースで最新情報を提供する予定です。同様の不具合はWindows 10 21H2でも発生しています。