Microsoftが2021年に発表した「Windows XP」は「Luna」と呼ばれる特徴的なビジュアルスタイルが採用され、長い間Windowsユーザーの人気を集めました。
Windows XPは人気の高さから本来サポートされていないさまざまなデバイスにインストールされることがあり、今回は2011年に発売されたタッチスクリーン対応のMacBookにWindows XPをインストールしようという試みが実行されています(Neowin)。
このMacBookはLingraphicaによってアクセシビリティのためにタッチスクリーン対応に改造されたもので、ヴィンテージ・テック・エクスプローラーのMichael MJD氏は数週間前にマシンを入手しました。
同氏はAppleのBoot Campソフトウェアを使って、MacBookにWindow XP Tablet PC Edition 2005をインストールします。
Windows XP Tablet PC Editionは20年以上前にリリースされた古いOSですが、タッチスクリーン(Hampshire Touch、TSHARC-12/10、USB)用のWindowsドライバをInternet Archiveから探し出すことができたそうです。
30分ほどの動画では、インストール中に発生したトラブルを根気よく解決していくプロセスが確認できます。今となっては使用する機会がほとんどないWindows XPですが、古いマシンの動作確認用としては便利な存在なのかもしれません。