Windows 10のサポート切れでPCバブルがやってくる?

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Windows 10 logo

米国のPC市場は2024年第1四半期に前年同期比5%増の成長を示して1,480万台が出荷され、年内に6,900万台に達し、2025年にはさらに8%成長して7,500万台になるとCanalysが予測している事がわかりました(Neowin)。

PC市場が好調な原因のひとつは、サポート終了が近いWindows 10にあります。来年2025年10月にサポート期間が終了することから、消費者や企業に新規購入の検討を促しているとのことです。

Canalysのアナリストグレッグ・デイビス氏は「PCのインストールベースのかなりの部分がまだWindows 10を使用しているため、今後4四半期はリフレッシュサイクルにさらに強い勢いがもたらされるだろう」とコメントしています。

今期のPCの出荷台数の増加は、ホリデーシーズン後にデバイスベンダーが割引を提供し続けたことにも原因があり、同アナリストは「米国のマクロ経済状況が数ヶ月間安定している」ことにより、消費者と企業の支出が伸びたと述べています。

また、AppleとWindows双方のエコシステムにおけるAI搭載PCの導入も出荷台数を急増させ、予測値を達成する要因になる可能性があると分析されています。Windows 10のサポート期間切れや、AI PCによって来年はPCバブルがやってくるのかもしれません。

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