Windows 10のサポート終了が来年2025年10月に迫りつつあるなか、0patchは本日、Windows 10のサポート終了後少なくとも5年間はセキュリティパッチを提供する予定であることを発表しました(Neowin)。
0patchは現在サポートされていないMicrosoft製品のセキュリティパッチの提供を行っています。Windows 7やWindows Server 2008、Microsoft Office製品などのほか、すでにWindows 10のサポート期限切れバージョンに対するパッチも提供しています。
0patchは、Windows 10で2025年10月14日以降に発見された重大なセキュリティ脆弱性の修正を行う予定です。パッチはPCのメモリ内で実行中のプロセスに注入される小さなCPU命令セットで、オリジナルのバイナリに触れず、再起動することなく脆弱性を修正することができます。
MicrosoftもWindows 10のサポート期間終了後、最大3年間の拡張セキュリティ更新プログラムを提供する予定ですが、0patchはより安い価格で迅速なパッチの提供を行うと説明しています。
0patchは年間サブスクリプションで利用でき、個人および中小企業向け価格はコンピュータ1台あたり24.95ユーロ(〜27ドル)。中堅・大企業向けは、1台あたり34.95ユーロ(約37ドル)となっています。
MicrosoftのESUのホームユーザー向けの価格はまだ発表されておらず、企業ユーザー向けの価格は年間61ドルです。
0patchによるWindows 10のサポートの詳細は、公式ブログで確認可能です。