Microsoftは6月28日(現地時間)、Windows 11 Version 24H2向けの「Safe OS」の動的更新プログラム「KB5041137」をリリースしました。
更新プログラムは、Windows 11 Version 24H2のWindows回復環境(WinRE)を改善するためのもので、問題が発生した際、デバイスを回復する場合に役立つことが期待されます。
Microsoftは次のように説明しています:
KB5041137: Safe OS Dynamic Update for Windows 11, version 24H2: June 28, 2024
Summary
This update makes improvements to the Windows recovery environment in Windows 11, version 24H2.
動的更新(Dynami Update)はWindows 10で導入されたもので、Microsoftは動的更新で、主に次のようなコンポーネントが取得されると説明しています。
- セットアップ DU: セットアップ バイナリまたはセットアップで機能更新プログラム用に使用されるファイルの修正プログラム。
- SafeOS DU: 「セーフ OS」の修正プログラム。Windows 回復環境 (WinRE) を更新するために使用されます。
- サービス スタック更新プログラム (SSU)/重要 DU: Windows 10 のサービス スタックの問題に対処するのに必要な修正プログラム。機能更新プログラムを完了するためにも必要なプログラムです。
- 最新の累積更新プログラム (LCU)/一般配布リリース (GDR) DU: 最新の累積品質更新プログラムをインストールします。
- 言語パック (LP) およびオンデマンド機能 (FOD) DU: ユーザーがインストール済みの言語パックとオプション機能を、再インストールすることで維持します。
- ドライバー DU: 製造元 (OEM や IHV) によって Windows Update 内に既に公開されている適用可能なドライバーの最新バージョン。特に動的更新を対象としています。
Windows 11 Version 24H2は現在、Copilot+ PCでのみ利用可能で、IntelやAMDチップを搭載したPCでは、Release Previewチャンネルで試す事が出来ます。