Windows 11の最新の機能アップデート「Windows 11 Version 24H2」は現在、ARMプロセッサを搭載した「Copilot+ PC」のみに提供されている状態です。
IntelやAMDプロセッサを搭載したPCではまだ利用できませんが、これら一般向けPCでも2024年後半に24H2が提供されることを示唆した公式ドキュメントが発見されました(Windows Latest)。
ドキュメントはWindows 11に導入される「チェックポイント累積アップデートアップデート」を説明するもので、「Windows 11 Version24H2は、今年後半にすべてのデバイスに従来の機能アップデートとして提供される」との記述が確認できます。
以下のような内容です:
Windows 11, version 24H2 will be available as a traditional feature update to all devices later this year.
具体的な日程は不明ですが、Windows 11 Version 23H2は2023年11月1日(日本時間)にリリースされており、実績から考えると2024年の第4四半期に公開される可能性が高いと考えられます。
Windows 11 Version 24H2の新機能
24H2ではCopilot+ PC向けに、Windows Recall、Cocreator、Restyle in Paint、Studio EffectsなどさまざまなAI関連機能が提供されます。
AI関連機能はNPUを必要とするため、従来の一般向けPCでは利用できません。NPUが強化されたx64プロセッサ向けのWindows Recallの開発も進められているようですが、現在はAIモデルが利用できず動作しません。
AIに関係ない機能としては、スタートメニューへのPhone Link機能の統合、タスクバーやスタートメニューの改良、Windows用sudoの導入などが行われると予想されています。