Microsoftは先日、Windows 11 Version 23H2/22H2用のプレビューアップデートKB5040527をリリースしました。
Windowsのプレビューアップデート(オプションアップデート)では不具合の修正のほか新機能の追加が行われることもあり、KB5040527ではファイルエクスプローラーへタブの複製機能が追加されています。
この機能はWindows Insider Programでテストが行われてきた機能で、ファイルエクスプローラーのタブの右クリックメニューから「タブを複製」を選択すると、現在表示中のタブのコピーを作成することができるというものです。
その他、アーカイブ操作時のメモリリークや、検索結果の問題、ドロップダウンメニューのポップアップ、アプリ上部の空白領域、ナビゲーションボタンの不具合、ギャラリーセクションの画像フラッシュなどさまざまな問題が修正されています。
ファイルエクスプローラーに関する変更は以下の通りです:
- New! タブを右クリックすると、そのタブを複製することができる。
- アーカイブフォルダを操作すると、メモリリークが発生する。
- ファイルエクスプローラをブラウズすると、応答しなくなる。
- ホームから初めて検索したときに、検索結果が表示されないことがある。
- アドレスバーのドロップダウンメニューが予期せず表示されることがある。
- ファイルをギャラリーに保存するために保存ダイアログを使用すると、エラーが発生する。このアップデートにより、ファイルはピクチャライブラリに保存されるように。
- ギャラリーにいるとき、検索ボックスに正しいフォルダ名が表示されない。
- ファイルエクスプローラの上部に空白の領域が表示される。
- ホームの「おすすめファイル」セクションにマウスカーソルを合わせても、マウスの「戻る」および「進む」ボタンが機能しない。
- ギャラリーで画像を表示すると、画像が点滅する。
KB5040527ではファイルエクスプローラー以外にも、スタートメニューやタスクバーに関する変更・修正が行われており、来月8月の月例更新プログラムに含まれる形で公開される予定です。