Microsoftは7月29日(現地時間)、「WinGet 1.8」でMicrosoft Storeアプリがダウンロード可能になったことを発表しました(Neowin)。
ダウンロードしたファイルはオフラインで配布できることから、Microsoftはこの機能が組織内のITチームにとって特に有用だと説明しています。この機能は、Microsoft Store for Businessの既存のエンタープライズオフライン機能に取って代わるものとなります。
WinGetを使用してMicrosoft Storeアプリをダウンロードする方法は以下のとおりです:
- Windows PCににWinGetの最新バージョンをダウンロードしてインストールする(v1.8以降)。
- Microsoft Storeアプリは以下のコマンドでダウンロードできる。
winget download Calculator -s msstore
- 上記のコマンドを実行すると、Downloadsディレクトリにフォルダが作成され、ダウンロードしたアプリパッケージがその中で利用できるようになる。
- ダウンロードしたアプリを別のWindows PCにインストールするには、パッケージをコピーして以下のコマンドを使用する。
Add-AppxPackage -Path C:\Users\username\downloads\9WZDNCRFHVN5\Calculator.appx
- 管理者権限なしでwingetツールを使用した場合、インストール中に管理者ユーザーへの昇格が促される。昇格しないことを選択した場合、アプリケーションのインストールはそれ以上進まない
WinGetは、Microsoft Storeアプリだけでなく、EXE、ZIP、INNO、NULLSOFT、MSI、WIX、APPX、MSIXなどさまざまなタイプのインストーラーをサポートしています。
オープンソースソフトウェアとしてGitHubで公開されており、開発者や企業はニーズに応じてカスタマイズすることもできます。