特定の文字の組み合わせを入力するとiOSがクラッシュするという不具合が、これまでもたびたび報告されていまました。、今回、あらたにセキュリティ研究者が特定の4文字""::
を入力することで、iPhoneがクラッシュするという不具合を発見しています(9to5Mac)。
ホーム画面をスワイプして「アプリライブラリ」の画面を表示し、検索ボックスに上記文字列を入力すると、最後の:
を入力した直後にクラッシュが発生します。ホーム画面のインターフェイスであるSpringboardがクラッシュしソフトリブートが起こります。
9to5Macは複数のiPhoneと複数のiOSバージョンで確認してこの現象が発生することを確認しています。実際に手元のiOS 17環境で確認したところクラッシュが発生しました。
なお、iOS 18やiOS 18.1ではフリーズするもののSpringboardが完全にクラッシュすることはないそうです。
iPhoneのテキスト入力関連のバグで最も有名なものは、2015年にみつかった「Effective Power」バグです。特定のテキストを受信するとメッセージアプリがクラッシュし、iPhoneが再起動するという問題で、他人が送ってきたメッセージを表示するだけで、iPhoneがクラッシュするためより深刻でした。
今回の問題はホーム画面またはアプリライブラリの検索画面からSpotlight検索に入力した場合のみに発生するため、実害は少ないと考えられています。