Rails 8.0 Beta 1がリリース - PaaSを不要とする新機能が大量に導入

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Ruby on Railsの作者David Heinemeier Hansson(DHH)氏は9月7日(現地時間)、Rails 8.0の最初のベータ版である「Rails 8.0 Beta 1」をリリースしました(公式ブログ)。

複雑化した最近のWebアプリケーションのデプロイは、PaaS(Platform-as-a-Service)を使わずに行うのは困難となってきていますが、Rails 8.0には、これら外部サービスを使わず、簡単にアプリケーションをデプロイするための新機能が追加されています。

Kamal 2を使ったデプロイが実行できるようにあらかじめ設定されており、Railsアプリをコンテナイメージに変換するためのDockefileもアップグレードされています。

依存関係を減らすSoidCable、Solid Cache、Solid Queueが導入され、SQLiteでジョブ、キャッシュ、WebSocketといった、すべての機能を利用することができるようになりました。SQLiteアダプタを改良するための多くの作業が行われ、SQLiteを使ったRailsアプリケーションを実運用できる環境も整っています。

そのほか、SprocketsのPropshaftへの置き換えや、認証システムジェネレーターの追加など多くの新機能が追加されています。

DHH氏は、Rails 8.0.0 beta 1はベータリリースであるにもかかわらず、含まれるすべての大部分機能はすでに徹底的にテストされていると新バージョンを説明しています。詳細はブログ記事で確認可能です。

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