Microsoftは10月8日(現地時間)、毎月米国時間の第2火曜日に提供している月例更新の一環として、Windows 11 Version 24H2用の累積アップデートKB5044284をリリースしました。23H2/22H2用のKB5044285、21H2用のKB5044280も公開されています。
更新プログラムは主にシステムの品質を改善し、セキュリティ問題を修正するものです。
自動的にインストールされますが、Windows UpdateまたはMicrosoft Update Catalogを利用して手動でインストールすることもできます。
それぞれの変更点は以下の通りです(キュリティアップデートの内容は日本Microsoftのブログで参照できます)。
October 8, 2024—KB5044284 (OS Build 26100.2033)
Windows 11 Version 24H2用の更新プログラムKB5044284では、9月26日に公開されたKB5043178の内容に加え、リモートデスクトップゲートウェイサービスが応答しなくなることがある問題が修正されています。この問題は、サービスがHTTP経由のリモートプロシージャコール(RPC)を使用している場合に発生し、サービスを使用しているクライアントが切断されることがありました。
リリースノートは以下の通りです。
ハイライト:
This update addresses security issues for your Windows operating system.
改良と修正:
[Remote Desktop Gateway Service] Fixed: The service stops responding. This occurs when a service uses remote procedure calls (RPC) over HTTP. Because of this, the clients that are using the service disconnect.
更新プログラムには以下の1件の既知の不具合が存在します。
対象 | 症状 | 回避策 |
---|---|---|
全ユーザー | ArmデバイスのプレイヤーがWindowsのMicrosoft StoreからRobloxをダウンロードしてプレイすることができない問題を確認。 | Armデバイスのプレイヤーは、www.roblox.comからタイトルを直接ダウンロードしてRobloxをプレイすることができる。 |
更新プログラムはWindows Updateの他、Microsoft Update Catalog、Windows Server Update Services(WSUS)を利用してインストールすることができます。