Windows 11の最新機能アップデート「Windows 11 Version 24H2」では、これまでに多数の既知の不具合が存在することが判明しています。
今回、Microsoftは、Microsoft OutlookとGoogle Workspace Syncをインストールしているユーザーに影響する新しい不具合がWindows 11 Version 24H2に存在すること認めました。
Windows 11 Version 24H2の既知の不具合をまとめたページには以下のような情報が掲載されています。
不具合の内容は、「Windows 11 Version 24H2 をインストールした後、Google Workspace Sync を使用している場合、Microsoft Outlook の起動時に問題が発生することがある」というものです。
Outlookが起動できなかったり、Google Workspace Syncをアンインストールまたは再インストールすることができない場合があり、「Microsoft Outlookを開始できません。Outlookウィンドウを開けません。フォルダのセットを開けません。予期しないエラーが発生しました。MAPIが情報サービスをロードできませんでした。」といったエラーが表示される場合があるとのことです。
この問題が影響する環境に対しては互換性ホールドが適用され、Windows 11 Version 24H2がインストールできないようになっています。なお、Google Workspace Sync 4.3.68.0以降ではすでに問題は修正されていて、Google Workspace Syncの最新版をインストールすることでWindows 11 Version 24H2にアップグレードすることができます。
[via Neowin]