Bloombergによると、Appleが「Magic Mouse」の新バージョンを試作しており、充電ポートの再配置が重点的に検討されている事がわかりました(AppleInsider)。
使いやすさにかかわるエルゴノミクスの変更も検討されているようですが、こちらの詳細は不明です。
Magic Mouseは15年前の2009年にiMacなどと同時に発表されたデバイスです。2015年には「Magic Mouse 2」となり、電源は単3電池2本から、内蔵型のリチウムイオン充電池に変更されましたが、充電にはマウスを裏返してケーブルを装着する必要があり、注目を集めました。
Magic Mouse 2に充電式バッテリーを搭載するためには、内部コンポーネントを完全に再設計する必要があり、充電ポートが不便な位置に移動した反面、軽量化によって静音性が高まっています。当時Appleのエコシステム製品・技術担当副社長だったケイト・バージェロン氏は、Magic Mouse 2のフットアーキテクチャと質量を変更することで、「音の摩擦特性が変更された」と説明しています。
筐体の裏側へ電源ボタンが移動したM4 Mac miniを彷彿とさせるデザインですが、Apple社内でもやはり不便だという意見が強かったのか興味を引かれます。