ここ最近、Windows 11の最小システム要件が緩和されるのではないかとの情報が出回っていました。
根拠の一つは、Microsoftが最小システム要件を満たさないデバイスへWindows 11をインストールした場合に考慮しなければならない事項を説明した公式サポートページ「Windows 11 on devices that don't meet minimum system requirements」を更新したことでしたが、その後再び記事が更新され、ページに重要な注意事項が追加されていることがわかりました。
2024年12月12日に更新された情報として以下のような内容が追加されています。
This support article was originally published on October 4, 2021, when Windows 11 was first released to the public. At the time of publication and still today, the intention behind this support page is to detail considerations for customers to understand the implications of installing Windows 11 against Microsoft's recommendation on devices that don't meet system requirements for Windows 11. If you installed Windows 11 on a device not meeting Windows 11 system requirements, Microsoft recommends you roll back to Windows 10 immediately.
このサポート記事は、Windows 11が初めて一般公開された2021年10月4日に公開されたものです。公開当時も現在も、このサポートページの背後にある意図は、Windows 11のシステム要件を満たしていないデバイスに、Microsoftの推奨に反してWindows 11をインストールすることの意味をお客様が理解するための考慮事項を詳述することです。Windows 11のシステム要件を満たしていないデバイスにWindows 11をインストールした場合、Microsoftは直ちにWindows 10にロールバックすることを推奨します。
Windows 11 minimum system requirements remain unchanged and can be found in the article Windows 11 specs, features, and computer requirements.
Windows 11の最小システム要件に変更はなく、Windows 11の仕様、機能、およびコンピュータ要件に関する記事で確認できます。
Microsoftは、Windows 11のシステム要件を満たしていないデバイスにWindows 11をインストールした場合、直ちにWindows 10にロールバックすることを推奨しており、「Windows 11の最小システム要件に変更はない」と明言しています。
MicrosoftがWindows 11の最小要件緩和に言及したことはこれまでになく、非互換PCを使用している場合ユーザーに対しては、新しいPCへの移行を推奨しているようです。
[via Neowin]