【悲報】元Microsoft社員がWindows 11の海賊版を推奨。「Microsoftは気にしていない」と発言

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元Microsoftの社員Jerry Berg氏(@Barnacules)が、無許可のKMSサーバーを使ってWindows 11と10をアクティベートする方法(ライセンス違反)をXで紹介し、これに関連して「MicrosoftはWindows 11や10の海賊版を気にしていない」とコメントしたことが注目を集めています(Neowin)。

KMSはKey Management Serviceの略で、Microsoftが企業向け製品のボリュームアクティベーションに使用している技術です。一般消費者は、正規販売店やその他場所で購入できる標準的なアクティベーションキーを使用しますが、企業はWindowsやOffice製品をアクティベートするために、認可されたKMSサーバーを使用することができます。

KMSは違法なライセンス認証方法として悪用される事が多く、非公認のサーバーがMicrosoftの製品をアクティベートするために使われています。この事について@Barnaculesは、MicrosoftはWindows 11を適切なライセンスなしで使用しても気にしないと主張しているのです。

同氏は「インターネット上のGitHubプロジェクトで概説されているサードパーティのアクティベーションサーバーを使ってWindows 11をアクティベートできることをご存知だろうか!」と違法な方法を推奨しているともとれる投稿を行っています。

また「(Microsoftは)アクティベーションの方法が、マシンにアップデートを配信したり、テレメトリを収集したりするのを妨げない限り、どうやってインストールされて動作しているかについては全く気にしていないように思います。これはこれまでの対応を踏まえた私の意見です。」と、Microsoftが違法な方法によるアクティベーションを全く気にしていないことを示唆する発言も行っています。

Jerry Berg氏は、Windowsの開発やリリースに貢献した人物で、Xのアカウント@Barnaculesは10万人以上のフォロワーを獲得しています。とはいえ、紹介された方法が技術的に可能であるかどうかにかかわらず、海賊行為が違法であることにかわりなく、この方法でWindowsを使用するのはライセンス契約に違反していると言えます。

海賊版の使用によって、PCがマルウェアやランサムウェア、その他さまざままな被害にあうリスクも上昇し、サポートを受けることもできなくなります。Windowsは正規の方法で使用するのが一番安全だといえます。

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