Windows 10 KB5048239のインストールが止まらない問題がまたしても報告。有効な回避策は?

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Windows 10 logo

Microsoftは昨年の11月に、Windows 10の各バージョンに対してWinRE(Windows回復環境)の更新プログラムKB5048239、KB5046911、KB5046912、KB5046913、KB5046914、KB5047135、KB5046905などをリリースしました。

同日、KB5048239のインストールを試みたユーザーから0x80070643エラーが発生するとの報告が寄せられていたなか、1月にはWindows Update経由でこれらの更新プログラムが配布され、広範囲で問題が発生していることがわかりました(Neowin)。

Microsoftフォーラムのユーザ-Surfertm氏は次のように報告しています:

Re: 2024-11 Security Update for Windows 10 Version 22H2 for x64-based Systems (KB5048239)

2024-11 Windows 10 Version 22H2 for x64-based Systems (KB5048239) のセキュリティ更新プログラムは、最初のダウンロードとインストールの後、更新プログラムをチェックするとインストールされ続けます。

インストールのたびに、「最新の状態です」というメッセージが表示されます。

同じような問題はGary Schwerdtfeger氏からも報告されています:

Windows UpdateがKB5048239 2024-11セキュリティ更新プログラムWindows 10 V22H2(x64ベースシステム用)をインストールしようとし続けます。

Windows Updateは0%インストール中と表示され、その後 「最新の状態です 」の画面に戻る。マシンを再起動したり電源を落としたりしましたが、解決しませんでした。

更新プログラムのインストールに失敗した、またはインストールに成功したというメッセージは表示されません。Windows Updateがアップデートを探すたびに、このシナリオが繰り返されます。

一般にインストールループが発生する原因は、Windowsの回復パーティションの空き容量不足が関係していると考えられます。Microsoftはアップデートを正常にインストールするには、回復パーティションに250MB以上の空き容量が必要で、不足している場合は、回復パーティションのサイズを手動で変更するか、スクリプトを使用してサイズを大きくするよう案内しています。

ただし、250MB以上の回復パーティションが存在する場合でもエラーが発生するという報告もあり、全ての場合で問題が解決するかどうかは定かではありません。

なお、回復パーティション自体を完全に削除した場合、WinREのアップデートはダウンロードされず、このエラーは発生しないことになります。WinREが有効になっているかどうかを確認するには、管理者権限のコマンドプロンプトで「reagentc /info」を実行します。

実行中の PC に WinRE 回復パーティションがない場合。 WinRE が有効になっているかどうかを確認するには、管理者特権でのコマンド プロンプトでコマンド reagentc /info を実行します。 WinRE が有効な場合は、出力に Windows RE ステータスが Enabled という値で表示されます。 このシナリオでは、この更新プログラムが必要になる場合があります。

WinREの更新プログラムはトラブルになることが多く、昨年は大きな問題となりましたが、未だに完全解決には至っていない模様です。

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