Microsoftは2024年11月、Windows 11 Version 24H2に日付と時刻の設定ができない不具合が存在することを確認しました。管理者権限を持たないユーザーは、設定アプリでタイムゾーンを変更することができず、タイムゾーンを調整するためには、古いコントロールパネルを使用する必要があるという問題です。
今回、Microsoftがこの不具合を最新のプレビューアップデートKB5050094で修正したことが、公式サポートドキュメントの内容から明らかとなっています。
Microsoftはこの問題は、2025年1月28日にリリースされたWindows更新プログラムKB5050094以降で段階的に解決されるとし、今後数ヶ月の間に提供されるWindows更新プログラムで完全に解決される予定だと説明しています。
なお、この問題が発生した場合、Windowsコントロールパネルの「日付と時刻」セクションからタイムゾーンを通常どおり変更することができると回避策も提供しています。
これには以下のどちらかの方法を実行します。
- スタートメニューを開き「コントロールパネル」と入力し、一番上の結果を選択する。コントロールパネルが表示されたら、ウィンドウ右上の検索バーを使って「タイムゾーンの変更」と入力する。一番上の結果を選択する。
- 「ファイル名を指定して実行」ダイアログから「日付と時刻」セクションを開き、Windowsキーとキーボードの「R」を押して、次のテキストを入力する: timedate.cpl
そこで「日付と時刻」タブを選択し、「タイムゾーンの変更」ボタンをクリックする。