Appleは、「Snow Leopard」に立ち返ってソフトウェアの改良に重点を置くべきとの指摘

[PR]記事内のアフィリエイトリンクから収入を得る場合があります
  • URLをコピーしました!

Appleは最近iOSやiPadOS、macOSなど各種のオペレーティングシステムのメジャーバージョンアップ版を毎年リリースしています。新バージョンのリリースはマーケティング戦略の一環として行われ、Apple製品の売上げに貢献しているのかもしれませんが、その分ソフトウェアの品質が犠牲になっているのかもしれません。

9to5Macは、「Apple needs another Snow Leopard to fix its software」と題した記事を公開し、Appleが「Snow Leopard」に立ち返り、ソフトウェアの品質を重視すべきだと主張しています。

2009年にリリースされた「Mac OS X Snow Leopard」は、新機能ではなく安定性とパフォーマンス向上に焦点を当てたリリースで、多くのユーザーから高く評価されました。当時、Appleは「新機能ゼロ」を謳っていましたが、前バージョンの「Leopard」よりもむしろ軽くなり安定していたことから、長期的な信頼を獲得することができました。

9to5Macは、AppleがSnow Leopard時代のように、新機能の追加ではなく、既存の機能を改善し、安定性を確保するべきだと主張しています。このためには、毎年のソフトウェアアップデートの頻度を見直し、エンジニアにより多くの時間を与えることで、製品の成熟度を高めることができると指摘しています。

Appleは昨年WWDC 2024でApple Intelligenceを大々的に宣伝しましたが、日本を含む多くの国で未だに利用できない状態です。さらにSiriへの統合は延期され、WWDCで発表された内容を消化することもできないほど準備不足なっていることがわかります。

品質の改良は多くのユーザーが望んでいることかもしれませんが、最近流れた情報によると今年リリースされるiOSやmacOSの新バージョンではUIの大々的な変更が行われると噂されており、この流れが簡単に止まるとは思えません。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次