Windows 11では最小システム要件が厳しくなり、多くの古いPCが要件チェックによりアップグレードできない状態となっています。そんな「門前払い」に対抗する非公式ツール「Flyoobe」が、バージョン1.4でさらに進化しました。
Flyoobeはもともと「Flyby11」という、Windows 11のシステム要件を回避するためのツールから発展しました。現在はこの機能に加え、OOBE(Out-of-Box Experience)画面のカスタマイズや、不要アプリの除去(いわゆる"デブロート")などさまざまな新機能が追加されています。
バージョン1.4の新機能は次の通りです。
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実行ファイル名の変更:
flyoobe.exe
→flyo.exe
に。よりシンプルに。 -
新ツール「spot.exe」追加:セットアップ中に便利なツールや場所を自動表示。検索アイコンから起動。
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Windows 10 ESU登録に対応:Microsoftアカウントなしでも、延長セキュリティ更新(ESU)を受けられるように。
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UI改善:OOBE画面がよりクリーンで保守しやすく。
なお、Flyoobeは非公式ツールです。使用は自己責任で、Windowsイメージの改変にはリスクが伴うことを了承したうえで使用してくだい。実行ファイルはGitHubからダウンロード可能です。