Windows 11 KB5064081でイベントビューアーの謎エラーがついに修正へ

[PR]記事内のアフィリエイトリンクから収入を得る場合があります
  • URLをコピーしました!

2025年7月以降、一部のユーザーが、Windows 11 Version 24H2のイベントビューアーに謎のエラーが表示されるという問題を報告していました。

記録されるのは「ID 57」のエラーで、「CertificateServicesClient (CertEnroll)」に関連し、「初期化に失敗したため、Microsoft Pluton Cryptographic Providerプロバイダーがロードされませんでした」との情報が含まれていました。

Microsoftは、このエラーは実際のシステムの動作には影響せず、Pluton関連の機能がまだ開発中であることに起因していると説明しました。つまり、見た目は深刻そうに見えても、実害はゼロの「偽陽性」ともいえる問題だったのです。

目次

KB5064081で修正

Microsoftはこの問題を8月末に公開されたプレビューアップデートKB5064081で修正しています。

Windows 11 Version 24H2のリリースヘルスページには以下のような情報が掲載されています。

Resolution: This resolution is gradually rolling out for commercial devices that have Windows updates managed by Microsoft and consumer devices (Home and Pro editions) and will be automatically enabled on devices with KB5064081, released on August 29, 2025.

The rollout is expected to complete in approximately 4 weeks. After that, all subsequent security and non-security updates will include this resolution by default.

解決方法 この解決策は、Microsoft が管理する Windows の更新プログラムが適用された商用デバイスおよびコンシューマ向けデバイス (Home Edition および Pro Edition) を対象に順次展開され、2025 年 8 月 29 日にリリースされた KB5064081 が適用されたデバイスで自動的に有効になります。

このロールアウトは約4週間で完了する予定です。その後、すべてのセキュリティおよび非セキュリティ更新プログラムには、デフォルトでこの解決策が含まれるようになります。

KB5064081が適用されたデバイスに対し解決策が順次展開され、約4週間で完了する予定だとのこと。その後のすべてのセキュリティおよび非セキュリティ更新プログラムには、デフォルトでこの解決策が含まれるようになるとしています。

もともと実害はない問題ですが、どうしても気になる場合、KB5064081を適用しておくことで、いち早く解決することができそうです。

なお、Microsoftは、Windowsの様々なバージョンに影響するOBS NDIストリーミング・パフォーマンスの問題に関連する別の問題に対処中です。今のところ回避策のみが提供されている状態ですが、調査が完了次第、修正パッチを公開する予定です。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次