PowerToysが埋める、Windows 11の"意外な空白"

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Windows 11ではUIの刷新が話題を集めました。ダークテーマにももちろん対応していますが、意外にも「ライト/ダークモードの自動切り替え」という基本的な機能はいまだに実装されていません。

日の出・日の入りなど時間の変更に合わせてテーマを切り替えたいユーザーは、これまで「Auto Dark Mode」などのサードパーティアプリに頼るしかありませんでした。

しかし、Microsoftはこの"空白"を埋めるべく、PowerToysの次期アップデート(バージョン0.95)でスケジュールベースのテーマ切り替え機能を導入する予定です。これにより、ユーザーは時間帯に応じて自動的にライト/ダークモードを切り替えられるようになります。

目次

なぜOS本体ではなくPowerToysなのか?

Microsoftは過去にも、画面解像度の変更など一部の機能をPowerToys経由で提供し、後にOS本体に統合してきました。今回のテーマ切り替えも、まずはPowerToysで実験的に提供し、ユーザーの反応を見ながら将来的にWindows 11へ統合する可能性があります。

MicrosoftはPowerToysに搭載予定の新機能について、次のように説明しています。

We are planning some nice new features and improvements for next month – a revamped Keyboard Manager UI, and a new utility that can automatically switch between light and dark mode based on your schedule! Stay tuned!

来月には、Keyboard ManagerUIの刷新や、スケジュールに合わせてライトモードとダークモードを自動的に切り替えるユーティリティなど、素敵な新機能や改良を予定しています!ご期待ください!

テーマの自動切替ユーティリティのほか、2024年1月に初公開されたKeyboard ManagerのUI刷新も進められていることがわかります。新しいUIでは、より直感的な操作が可能になり、キーボードショートカットの管理が一層スムーズになります。

今回の事例は、PowerToysが単なる便利ツールではなく、Windowsの進化を先取りする実験場として機能していることを示しているのかもしれません。PowerToysに導入された便利な機能が、OS本体へと波及する流れに今後も注目していきたいと思います。

[via Neowin]

タイトル PowerToys
公式サイト https://github.com/microsoft/PowerToys
ソフトアンテナ https://softantenna.com/softwares/7650-power-toys
説明 Microsoftによるパワフルな生産性向上ユーティリティ集。
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