Appleがまもなく発表予定の「AirPods Pro 3」について、BloombergのMark Gurman氏が報じた最新情報によると、今回のモデルでは音質やアクティブノイズキャンセリング(ANC)に大きな改善はないことがわかりました(MacRumors)。
Gurman氏は以前、新型H3チップの搭載によりANCや音質の向上が期待できると述べていましたが、今回の報道では「大きな改善はなし」との見方を示しています。
主な新機能として、Powerbeats Pro 2で導入された、LED光学センサーを用いた心拍数測定機能の導入や、装着感を改善するためのデザインの変更、AirPods 4に近いスリムなケースへの刷新がみこまれています。
AirPods Pro 3は、健康機能の強化という新しい方向性を打ち出す一方で、オーディオ体験の進化を期待していたユーザーにとっては物足りないアップデートとなりそうです。実際MacRumorsのコメント欄にも、「心拍数よりも音質を優先してほしい」との意見が寄せられており失望の声が広がっています。AirPods Proの音に関連した本質的な改善は次のモデルまで持ち越されるのかもしれません。