Windows 11のカスタマイズにこだわるユーザーにとって、Wintoysはもはや定番の無料ツールです。ネイティブUIと豊富なオプションで、OSを壊すことなく快適に最適化できるのが魅力のこのツールが、最新バージョンでWindows 11 25H2に正式対応し、さらに多くの新機能を搭載したことが分かりました。
v2.4.6.0の主な新機能は以下の通りです:
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ストレージクリーナーの強化
一時ファイルのスキャン範囲が拡大し、Microsoft Edgeのプレビュー版キャッシュやWindowsログの削除も可能に。 -
ネットワークトラブルシューティングの進化
従来のDNSフラッシュ機能が、より高度なネットワーク修復ツールに置き換えられた。DNSキャッシュのクリア、ソケットカタログのリセット、HTTPプロキシやファイアウォール設定の初期化などが一括で可能。 -
スタートアップ管理の改善
スタートアップフォルダーの遅延実行オプションが追加され、起動時のアプリ制御がより柔軟に。 -
DMA(Direct Memory Access)関連の修正とFAQ追加
Windows LTSC版に関するFAQが新設され、DMAステータス表示のバグも修正。 -
その他の新機能
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ドライバー更新の管理機能
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Num Lock状態の設定
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システムモデル表示の信頼性向上
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ファイルエクスプローラーやMicrosoft Storeのダイアログメッセージの刷新
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システム復元ポイントの使用容量表示とバックアップ警告
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アプリウィンドウの最小サイズ設定とスケーリング対応
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入力フィールドのバリデーション性能向上
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Wintoys 2.4.6.0は、Windows 11の最新バージョンに対応しつつ、ユーザー体験をさらに磨き上げるアップデートとなりました。特にネットワーク修復機能やスタートアップ管理の強化は、日常的にPCを使うユーザーにとって大きな恩恵となるでしょう。WintoysはMicrosoft Storeから無料でダウンロードすることができます。また、詳細なリリースノートは公式サイトで確認できます。
[via Neowin]