Windows 11の最新アップデートでIISサイトが接続不能になる「localhost」問題に対し、Microsoftが一時的な対処策を公開

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Windows 11 Version 25H2/24H2向けの最新の月例更新プログラKB5066835を適用した環境で、ローカルで動作するWebアプリ(http://localhost)に接続できなくなるという問題が報告されています。

ERR_HTTP2_PROTOCOL_ERRORERR_CONNECTION_RESETエラーが発生し、HTTP.sysが影響しているとみられていたなか、Microsoftがこの問題を認識し、不具合があった部分だけを元に戻す「Known Issue Rollback(KIR)」によって問題への対処を行ったことが判明しました。

Windows 11 Version 25H2の既知の不具合をまとめたページには以下のような情報が掲載されています。

Microsoftによると、「この問題は9月29日以降にリリースされた更新プログラム(KB5066835およびKB5065789)をインストールした後、HTTP.sysに依存するサーバー側アプリケーションで着信接続に関する問題が発生する可能性がある」というものです。

Connection reset - error (ERR_CONNECTION_RESET)」などのエラーメッセージが表示される場合があり、これには、http://localhost/でホストされているウェブサイトやその他のII 接続が含まれます。

デバイスのインターネット接続状況や、最近の更新プログラムのインストールタイミング、デバイスの再起動タイミングなど、さまざまな条件によって引き起こされる可能性があり、上記の更新プログラムをインストールしているにもかかわらず、一部の環境では問題が発生しない場合があるとのこと。

問題が発生している環境では「Windows Update」で「更新プログラムのチェック」を選択し、表示された更新プログラムをインストールすることで解決する可能性があるそうです。

Microsoftは、この問題を「Known Issue Rollback(KIR)」によって対処しています。家庭用PCや管理されていない業務用PCでは自動的に問題が解決するはずですが、Windowsデバイスを再起動することで、修正がより早く適用される可能性があります。

IT管理者は、以下のグループポリシーを適用することで問題を緩和できます:

Microsoftは今後のアップデートで恒久的な修正を行う予定です。

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