Windows 11の最新機能アップデート「25H2」では、AI関連機能の強化が注目を集めていますが、新機能はそれだけではありません。
Microsoftは企業向けの管理機能を大幅に強化しており、公式ブログ記事「Microsoft Intune Settings Catalog Updated to Support New Windows 11, version 25H2 Settings」では25H2で新たに追加された、Intune設定カタログの36項目に関する詳しい情報が解説されています。
Intuneの「設定カタログ(Setting Catalog)」は、Microsoft Intuneでデバイス構成ポリシーを作成・管理するための強力な機能です。グループポリシー(GPO)に似た形式で、利用可能なすべての構成項目がカテゴリ別に整理されていて、管理者は目的の設定を簡単に検索・選択できます。
25H2では以下のようなカテゴリと機能が追加されています。
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Windows AI関連
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Recall機能のストレージ制限やアプリ・URIの拒否リスト設定
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Copilot専用ハードウェアキーの設定
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Image CreatorやCocreatorの無効化
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Generative Fillの無効化など、AI機能の制御が可能に
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スタートメニューとUI
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通知アイコンの常時表示
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カテゴリビューの非表示
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スタートピンの構成変更
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プライバシーとバックアップ
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システムAIモデルへのアプリアクセス制限
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Windowsバックアップと復元の有効化
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電源管理と表示
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エネルギーセーバーの有効化
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複数ディスプレイモードの構成
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その他
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Microsoft Storeのデフォルトパッケージ削除
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ウィジェットのロック画面表示制御
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IPPSポリシーの強制など、細かな制御が可能に
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Windows 11 25H2では、企業PC環境をより細かく制御するための機能が大幅に強化されています。カテゴリ名と設定名に関する詳細は公式サイトで確認可能です。