
Microsoftが10月28日(現地時間)に公開したWindows 11 24H2/25H2向けの非セキュリティ更新プログラム「KB5067036」では新しいスタートメニューなどさまざまな新機能が導入されることで注目を集めています。
しかしKB5067036では見た目の刷新だけではなく、長年ユーザーを悩ませてきた「Windows Updateの不具合」等を修正する地味ながらも要注目の改良が行われています。
主な改善ポイントは次の通りです。
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エラー 0x800f0983 の修正 
 一部環境で更新が失敗する原因となっていたこのエラーが、今回のアップデートで解消されました。
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「更新してシャットダウン」が正しく動作 
 これまで「更新してシャットダウン」を選んでも再起動してしまう不具合がありましたが、ようやく修正され、意図通りシャットダウンされるようになりました。
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Arm64デバイスでのMedia Creation Toolの不具合修正 
 動作しなかったツールが正常に使えるようになり、Arm64ユーザーにも朗報です。
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その他の細かな修正 
 テキストレンダリング、ネットワーク、認証、スクリーンリーダー、保護されたコンテンツの再生など、多岐にわたる改善が含まれています。
Microsoftは次のように説明為ています。
[Windows Update]
Improved: Addressed underlying issue which can cause “Update and shutdown” to not actually shut down your PC after updating.
Improved: Addressed underlying issue which can cause Windows Update to fail to install with error 0x800f0983.
まとめ
Windows Updateは便利である一方、予期せぬ挙動やエラーでユーザーの不満を招くことも少なくありません。今回のKB5067036は、そうした日常のストレスを少しでも減らすための一歩となりそうです。まだ自動配信はされていないため、手動でのインストールが必要ですが、該当の不具合に悩まされていた方はぜひチェックしてみてください。

 
			 
			 
			 
			 
			 
			