わずか69MBで動作するWindows 7がリリース。極限まで削ぎ落とされたOSの実験

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Windows情報に詳しいXeno氏が、Windows 7 x86のインストールサイズをわずか69MBにまで縮小したバージョンを公開しました。この試みは「実用性よりも技術的な挑戦」として位置づけられており、OSの本質や最小構成について議論が巻き起こっています。

このミニマル版は、kernel32.dllにリンクされた基本的なCLIアプリのみが動作可能で、共通ダイアログやコントロールなどの重要なDLLが欠如しているため、GUIアプリはほぼ動作しないもののようです。

ただしその状態でも、正規品かどうかのチェック機能はまだ動作している模様。

Hacker Newsには、「Windows 7ソフトが動かないなら、それは本当にWindows 7なのか?」という意見や、Linuxと比較し、「Linuxはカーネル単体でも「Linux」と呼ばれるが、WindowsはOS全体としての機能が求められる」という興味深いコメントが寄せられています。

このプロジェクトは、実用性より「ハッカー精神」を重視したものですが、最近の「Windowsの肥大化を可視化する試み」として興味深いものとなっています。

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