
Windows情報に詳しいXeno氏が、Windows 7 x86のインストールサイズをわずか69MBにまで縮小したバージョンを公開しました。この試みは「実用性よりも技術的な挑戦」として位置づけられており、OSの本質や最小構成について議論が巻き起こっています。
I have released a 69.0MB version of Windows 7 x86.
You will need to provide your own system files to get even some of the most basic programs running.File list: https://t.co/xAqTob4uPx
Download: https://t.co/v5CdxtRZre pic.twitter.com/8GcQjRDcjn— Xeno (@XenoPanther) October 29, 2025
このミニマル版は、kernel32.dllにリンクされた基本的なCLIアプリのみが動作可能で、共通ダイアログやコントロールなどの重要なDLLが欠如しているため、GUIアプリはほぼ動作しないもののようです。
At least the genuine check is still intact pic.twitter.com/4BagvSCCF8
— Xeno (@XenoPanther) October 29, 2025
ただしその状態でも、正規品かどうかのチェック機能はまだ動作している模様。
Hacker Newsには、「Windows 7ソフトが動かないなら、それは本当にWindows 7なのか?」という意見や、Linuxと比較し、「Linuxはカーネル単体でも「Linux」と呼ばれるが、WindowsはOS全体としての機能が求められる」という興味深いコメントが寄せられています。
このプロジェクトは、実用性より「ハッカー精神」を重視したものですが、最近の「Windowsの肥大化を可視化する試み」として興味深いものとなっています。

 
			 
			 
			 
			 
			 
			