
Windows 11 25H2向けの11月の月例更新プログラム「KB5068861」には、新しいスタートメニューをはじめとした魅力的な新機能が多数含まれています。
これらの新機能は、Microsoftの段階的なロールアウトにより制御されているため、すべてのユーザーにすぐに反映されるわけではありませんが、ちょっとした工夫で先取りすることが可能です。
以下、新しいスタートメニューをはじめとした各種新機能を有効にする方法を説明します。
ViVeToolで隠れた機能を有効化できる
Windowsの機能は「Feature ID(機能ID)」で管理されており、オープンソースツールの「ViVeTool」を使えば手動でオンにできます。以下の手順で設定可能です:
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KB5068861以降の更新プログラムをインストールし、OSビルドが「26200.7171 / 26100.7171」以上であることを確認。
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GitHubからViVeToolをダウンロードして展開。
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管理者権限でコマンドプロンプトを起動し、ViVeToolのディレクトリに移動。
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以下のコマンドで機能を有効化("#"以下は入力不要です):
vivetool /enable /id:47205210 # 新しいスタートメニュー vivetool /enable /id:48822452,48433719 # カラフルなバッテリーアイコン vivetool /enable /id:54792954,55345819 # ファイルエクスプローラーのAIアクション vivetool /enable /id:45172197 # 管理者保護(PIN認証)
- PCを災異起動する
※うまく反映されない場合は、以下の事前コマンドを実行してください:
vivetool /enable /id:48433719,57048216,57048218,57048226,57048231,57048237
注目の新機能は次の通りです。
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新スタートメニュー:ピン留めアイコンが上部に表示され、アプリ一覧のレイアウトも選択可能。おすすめセクションの非表示も可能に。
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バッテリーアイコン刷新:充電状態に応じて色が変化し、タスクバーに充電率が表示されるように。

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AIアクション(File Explorer):画像ファイルなどに対して、AIツールでの編集提案が表示される。非Copilot+ PCでもPaintの背景消去などが利用可能。
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管理者保護:従来のUACに加え、PIN認証が求められることでセキュリティが強化。
Windows 11 25H2の新機能がなかなか有効にならないという方は、ViVeToolを使ってみてはいかがでしょうか。ただしサードパーティツールであるため使用する際は自己責任にてお願いします。
[via Windows Latest]
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タイトル | ViveTool |
|---|---|---|
| 公式サイト | https://github.com/thebookisclosed/ViVe | |
| ソフトアンテナ | https://softantenna.com/softwares/7696-vive-tool | |
| 説明 | Windowsの隠し機能を強制的に有効化することができるツール。 |


