ジョブズ後のAppleを支えた男、ティム・クック退任へ?後継者はジョン・ターナスか

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Financial Timesは、AppleがCEOティム・クック氏の退任に向けた準備を「早ければ来年にも」進めていると報じています(MacRumors)。

クック氏は2011年にスティーブ・ジョブズ氏の後を継ぎAppleのCEOとなり、今年65歳を迎えています。米国では一般的な退職年齢に差し掛かっていることもあり、退任の可能性が現実味を帯びています。

後任候補は、現在のハードウェアエンジニアリング担当SVP(Senior Vice President)であるジョン・ターナス氏です。2001年にAppleに入社し、50歳と比較的若く、長期的なリーダーシップが期待されています。製品デザインに強みを持ち、ハードウェア面での刷新を担う可能性が高いとのことです。

Appleの業績は、直近の9月期決算で過去最高の売上を記録し、12月期も「史上最高の四半期」になる見込みです。株価も過去最高水準に近く、退任は業績不振によるものではなく、あくまで世代交代の一環とみられています。

ただし、Bloombergのマーク・ガーマン氏は「差し迫った動きではない」と慎重な見方を示しており、CEOの早期の交代が実現するのかはまだはっきりしません。

目次

まとめ

ティム・クック氏はジョブズ亡き後のAppleを安定成長させ、世界有数の企業へと押し上げました。利益重視の姿勢は「Appleは魂を失った」と批判されることもありますが、その功績は確かなものです。

次期CEO候補のジョン・ターナス氏は「製品デザイン重視」の路線を強める可能性があり、今後のAppleが再び革新性を前面に押し出す展開が期待されます。

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