Windows 11のファイルエクスプローラーが速くなる!69%軽量化の裏技とは?

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Microsoftは2023年以降、Windows 11のUI基盤を、DirectUIからWinUIへ移行しています。しかしWinUIは、WPFと同様にXAMLベースの仕組み採用しており、不具合が多発報告されています。最近では特にプロビジョニングを利用する企業環境で、スタートメニューやタスクバーなど「シェル全体」が壊れるケースも確認されています。

また最近の更新プログラムKB5070311では、ダークモードのファイルエクスプローラーで白い画面が表示される不具合「フラッシュバン」も確認されており、家庭用PCでもUI/UXの不具合が続いています。不具合とはいえないものの、動作が重く、メモリ消費が大きいという問題は多くのユーザーを悩ましています。

今回、ファイルエクスプローラーに関連したこれらの問題を一気に改善する裏技が発見され注目を集めています(Neowin)。

目次

WinUI要素を無効化すう

Windows情報に詳しいBob Pony氏は、ファイルエクスプローラーのWinUI要素を無効化することで、フラッシュバン問題が解消されるだけでなく、起動速度が向上し、メモリ使用量が約69%削減されると指摘しています。

具体的にはサードパーティツールのExplorerPatcherを利用し、「Windows 11 Command Bar」をオフにし、代わりに「Windows 10 Ribbon」や「Windows 7 Command Bar」を選択すれば良いとのこと。以前のファイルエクスプローラーの外観に戻ってしまいますが、昔のUIの方が良かったという方は逆に一石二鳥の方法かもしれません。

今後の展望

MicrosoftはWinUIをオープンソース化する方針を示しており、実装が洗練されていくことで、ファイルエクスプローラーの問題も解決することが期待されます。ただし現状ではExplorerPatcherなどサードパーティツールを利用する「裏技」が実用的な解決策となっています。

タイトル ExplorerPatcher
公式サイト https://github.com/valinet/ExplorerPatcher
ソフトアンテナ https://softantenna.com/softwares/7704-explorer-patcher
説明 Windows 11のタスクバーをWindows 10風に変換することができるツール。
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