
macOS Tahoeへのアップデート後、一部のユーザー環境で画面が一瞬チラつく"フリッカー問題"が発生していることが複数のコミュニティで報告されています。
この問題では以下のような症状が発生します。
- 白背景のアプリに切り替えた瞬間にチラつく
- 明るい画面をスクロールすると発生しやすい
- ランダムに起きることもあり、数秒間連続でフリッカーするケースも
- 暗い画面 → 明るい画面への切り替えがトリガーになりやすい
特にStudio Display使用時に頻発しているとの声が目立つものの、iMacで発生したというユーザーも存在し、影響範囲はまだ明確ではありません。最新版のmacOS Tahoe 26.2でも解決していない模様です(9to5Mac)。
目次
有効な対処法はなし?
Six Colors の Dan Moren 氏は以下の設定をオフにして検証したものの、決定的な改善には至っていません。
- True Tone
- Night Shift
- 自動輝度調整
Night Shift を切ると「改善した気がする」という声もありますが、根本解決にはなっていない模様。
現時点でAppleから公式なアナウンスはなく、macOS 26.1では改善せず、macOS 26.2でむしろ悪化したという声もあります。9to5Mac のコメント欄では、サポートに問い合わせても「macOS の再インストール」を案内されるだけで、明確な解決策が提示されていないとの不満が複数見られます。
フリッカーに敏感なユーザーからは、「LED や蛍光灯のチラつきにも敏感なので本当に辛い」といった切実な声も寄せられています。
まとめ
macOS Tahoe では、特定環境で画面の一瞬のチラつきが発生する不具合が存在し、Studio Display での報告が多いものの、iMac など他のディスプレイでも起きている可能性があります。現状、ユーザー側で確実に解決できる方法はなく、Apple の対応待ちという状況です。
