
2026年1月のWindows 11 25H2/24H2向け月例更新プログラム「KB5074109(Build 26200.7623)」に関して、ユーザーから深刻な不具合報告が相次いでいます。
これまでリモートデスクトップ接続のサインイン失敗や、シャットダウン・休止ができなくなる問題、Outlookが開けなくなる問題などが報告されていたなか(前2つの問題に対するパッチは提供中。後者には回避策あり)、新たな不具合が報告されています。
グラフィックアプリがフリーズ
まず、Blender派生の3Dソフト「BforArtists」を使用していたユーザーが、ビューポートのシェーディングを変更した瞬間にPC全体がフリーズする問題を報告しています。
Microsoft Learnには以下のような情報が寄せられています。
When in BforArtists ver5. and change to any viewport shading type the PC locks up. Won't respond to any user input. No blue screen. I have tried uninstalling the update and BforArtists and, then reinstalled BforArtists then the update. Same result. So I have uninstalled and paused the update for now. Hopefully there is a fix from either Microsoft or BforArtists.
BforArtists ver5 を使用していて、ビューポートのシェーディングタイプをどれかに変更すると、PC がフリーズします。ユーザー入力にまったく反応せず、ブルースクリーンも出ません。更新プログラムと BforArtists のアンインストール、そして BforArtists → 更新プログラムの順で再インストールも試しましたが、結果は同じでした。そのため、現在は更新プログラムをアンインストールし、更新を一時停止しています。Microsoft か BforArtists のどちらかが修正してくれることを願っています。
画面が固まったままブルースクリーンも出ず、入力も一切受け付けない状態となり、アプリ再インストールやアップデートの再適用でも改善しないとのこと。
KB5074109をアンインストールすると症状が消えることから、同更新プログラムのグラフィックスドライバーや描画スタック周りの不具合が疑われています。
給与ソフトやリモートアクセスアプリが起動直後に落ちる
また、別のユーザーは、給与計算ソフトやリモートアクセス系アプリにログインした際、即時にアプリが終了する問題を報告しています。しかも、KB5074109がアンインストールできない問題が発生しており(セーフモードでも削除できない模様)対処が難しい状況です。
Microsoftの対応は?
KB5074109ではリモートデスクトップ接続の問題が確認されていて、また、Outlookが「完全に使えない」状態になる
といった問題も報告されています。今回の不具合はその延長線上にある可能性があります。
現時点では公式の修正パッチやアナウンスはなく、ユーザー側でできる対処も限られています。影響を受けている場合は、(可能ならば)KB5074109をアンインストールし、更新を一時停止することが暫定的な回避策となります。
まとめ
KB5074109は月例更新プログラムで、システムの安定性の向上が期待されるはずですが、アプリのフリーズや強制終了など、業務に直結する重大な不具合を引き起こしている模様です。Microsoft が早急に修正を提供することが望まれます。
[via Neowin]
