
2026年1月のWindowsアップデートではこれまでに多数の不具合が報告されています。すでに定例外のOOBアップデートで対処された不具合が多いのですが、最近報告されたPCが起動できなくなるという問題について、Microsoftが商用PCを中心として発生しており、原因は「不完全な状態での更新」であることを正式に認めたことがわかりました。
この問題の症状は、PCが起動しなくなり、「UNMOUNTABLE_BOOT_VOLUME」エラー(黒い画面)が表示されるというものです。Microsoft 365管理センターに掲載されたメッセージは以下の通りです。
Recent investigations have determined this issue can occur on devices that failed to install the December 2025 security update and were left in an improper state after rolling back the update. Attempting to install Windows updates while in this improper state could result in the device being unable to boot. We are working on a partial resolution that will prevent additional devices from resulting in a no-boot scenario if they try to install an update while in this improper state. However, this partial resolution will not prevent devices from getting into the improper state in the first place, nor will it repair devices that are already unable to boot. We continue to investigate why these devices are failing to install Windows updates or potentially getting into this improper state.
最近の調査によれば、この問題は2025年12月のセキュリティ更新プログラムのインストールに失敗し、その後ロールバックされたことでデバイスが「不適切な状態」のまま残ってしまった場合に発生することが分かっています。この不適切な状態のままWindows Updateを適用しようとすると、デバイスが起動不能になる可能性があります。Microsoftは現在、こうした状態のデバイスが更新を試みた際に新たに起動不能に陥ることを防ぐための部分的な対処策に取り組んでいますが、この対処策は不適切な状態に陥ること自体を防ぐものではなく、すでに起動不能になってしまったデバイスを修復するものでもありません。なぜ更新のインストールに失敗するのか、そしてなぜデバイスが不適切な状態に陥るのかについて、Microsoftは引き続き調査を進めています。
Microsoftによると不具合は以下の条件が重なった場合に発生する可能性があるとのことです。
- 2025年12月のセキュリティ更新プログラムのインストールに失敗
- その後、更新がロールバックされ「不適切な状態(improper state)」のまま残る
- その状態でさらに新しい更新を適用しようとすると、起動不能に陥る
現在、追加のPCが起動不能になることを防ぐための「部分的な対処策」を準備中とのことですが、これはすでに起動不能になったPCを修復するものではなく、「不適切な状態」に陥ること自体を防ぐものでもないとのこと。
なぜ更新が失敗し不適切な状態になるのかは、引き続き調査中で、根本解決にはまだ時間がかかる状況です。
まとめ
PCが起動できない問題は商用PCを中心に発生しているため、一般ユーザーがそれほど心配すべき問題ではないかもしれません。ただしWindows 11の1月の月例更新プログラムでは、これまでにアプリのフリーズやPCがシャットダウンできない問題など、多数の不具合が報告されており、品質に関する不満が高まっています。
[via Neowin]
