
2025年はWindows 11 にとって厳しい1年となりました。バグの多いアップデートや使い勝手を損なう変更、AI機能の強引な推進などによって、ユーザーの不満が積み重なり、Windowsへの信頼が大きく揺らいでいます。
そんな状況を受け、MicrosoftのWindows部門トップPavan Davuluri氏が、2026年に向けて大きな方針転換を行うと名言したことがわかりました。
Microsoftが認めた「3つの痛点」とは?
Davuluri氏はThe Vergeに対し、Windowsの次のような改善方針を語っています。
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パフォーマンスの向上: もっさり感や処理の遅さなど、日常的に感じるストレスを軽減する。
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信頼性の改善: アップデート後の不具合や予期せぬ挙動を減らすことを重視。
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Windows体験の底上げ: ユーザーが「気持ちよく使えるOS」に立ち返る。
新しい方針は、近年の「AI機能の押し付け」に対する反発を受け、AI推進とOSの安定性のバランスを取り直すという意味合いが強いと見られています。
MicrosoftはWindowsを「AIエージェント化」する構想を積極的に発信してきましたが、SNSでは否定的な声が殺到しました。。Davuluri氏がX(旧Twitter)で返信をオフにしたほど反発は大きく、この騒動が、今回の方針転換の決定打になったと記事は指摘しています。
Windows Insider Program の形骸化も課題
また、Windowsの信頼性回復には、Windows Insider Programの改善もかかせません。
最近は、Insiderでテストされていない機能が、突然一般ユーザーに配信されるケースが増えており、また、Dev/Beta/Release Previewといった複数のチャンネルの区別もあいまいになっています。Devに来るはずの実験的機能が来ない、Betaに安定版が来ないなど、混乱を招く状態がテスターの不満を招き、コミュニティの熱量も低下しています。Windows Insider Programの問題も、2026年の改善対象に含まれると見られています。
2026年1月の月例更新で早速不具合が多発しているなか、MicrosoftがWindowsの信頼を取り戻すことができるのか注目です。
