
Windows 11では最近、explorer.exeがクラッシュしてタスクバーが消えるという深刻な問題が報告されていました。タスクバーが表示されないため、スタートメニューも開けず、実質的に操作不能状態に陥るケースも確認されています。
Microsoftはこの問題を認め、1月のWindows 11 24H2/25H2向けのオプション更新プログラム「KB5074105」で修正を行っています。
explorer.exeの不具合の内容
KB5074105のリリースノートで、Microsoftは次のように説明しています。
[Logging into your PC] Fixed: This update addresses an issue where Explorer.exe might stop responding (hang) the first time you sign in to your PC, if certain apps were configured as startup apps. This could make the taskbar not appear.
【ログイン時の問題】修正済み: この更新プログラムでは、特定のアプリがスタートアップアプリとして設定されている場合に、PCへ初めてサインインした際Explorer.exeが応答しなくなる(ハングする)問題を修正しています。この不具合が起きると、タスクバーが表示されないことがありました。
不具合の内容は、初回サインイン時にexplorer.exe応答しなくなり、タスクバーが表示されず、デスクトップ操作が困難になるというものです。原因は「特定のスタートアップアプリ」との組み合わせとのことですが、Microsoftは該当のアプリの名前は明らかにしていません。
explorer.exeはWindowsのシェルとして機能する最重要プロセスのひとつです。停止するとデスクトップやタスクバーが消えることになるため、ユーザーはタスクマネージャーから手動で再起動するしかありませんでした。
その他多数の修正も
KB5074105では他にも多数の不具合が修正されています。
- カスタムフォルダ名が反映されないバグ: desktop.iniのLocalizedResourceNameが無視される問題が修正された。
- ファイルエクスプローラーの動作遅延・応答停止: 一部のUIが固まる問題が改善。
- ロック画面が操作不能になる不具合: スワイプ操作できない問題が修正。
- ブラックスクリーン問題: 当初はGPUドライバーが疑われていたが、原因はWindows Update側だったとのこと。
まとめ
Windows 11で発生していた「explorer.exeがクラッシュしてタスクバーが消える」問題は、1月のオプション更新プログラムで修正が行われているようです。フォルダ名の表示バグやブラックスクリーンなど、周辺の不具合もまとめて改善されている可能性があるため、安定性に不安があるユーザーは、KB5074105の適用も検討すると良いかもしれません。
ただし、KB5074105はオプション更新プログラムであるため、自動的に適用されるわけではありません。手動で「更新プログラムをチェック」する必要があり、また、KB5074105自体の不具合も報告されている点には注意が必要です。
[via Windows Latest]
