
OpenJDK 26が正式にリリースされ、Java SEプラットフォームの最新GA版として提供が始まりました。今回のアップデートでは、長年の課題だったJava Applet APIの完全削除が大きなトピックとなっています。
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Java Applet API、ついに歴史に幕
Java AppletはかつてWeb上でリッチな機能を提供する手段として広く使われていましたが、ブラウザ側のサポート終了とともに急速に姿を消しました。Java 17(2021年)で非推奨となっていたjava.appletパッケージが、今回のJava 26でついに完全削除され、正式に役目を終えています
パフォーマンス改善:AOT キャッシュと GC の強化など
Java 26では、HTTP Client APIがHTTP/3をサポートしています。既存コードを大きく変更することなく、HTTP/3サーバーとの通信が可能になります。高速化・安定性向上が期待されるポイントです。
また、以下のパフォーマンス面の改善が含まれています。
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AOT(Ahead-of-Time)キャッシュがすべてのGC(ZGCを含む)で利用可能に
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G1 GCの同期処理が削減され、スループット向上
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構造化並行性(Structured Concurrency)の改善
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Lazy Constantsの強化
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Java Vector APIの更新
さらに、OpenJDK 26 をサポートする Eclipse OpenJ9 v0.58 もリリースされました。軽量・高速な JVM を求めるユーザーにとって、こちらも注目ポイントです。
[via Phoronix]
