
Rufusの代替アプリとして人気が高いVentoyの最新版v1.1.17が公開されました。
最新版では、Windows 11の要件にも関わるセキュアブートまわりの改善を中心に、OS対応の拡充や細かな不具合の修正が含まれています。Windows 11環境でUSBブートを多用するユーザーにとって見逃せない内容です。
目次
Ventoyとセキュアブートの関係
Windows 11ではTPMやセキュアブートが必須要件として扱われています。セキュアブートは無効でもOS自体は動作しますが、セキュアブート対応デバイスであることは必須とされており、Microsoftは最近、セキュアブートキーの更新を全デバイスに求めています。
一方、Ventoyはセキュアブート環境で起動するためにshim(Microsoft署名のUEFIブートローダー)を利用しています。shimを経由してVentoy自身のキーをMOK(Machine Owner Key)登録することで、セキュアブートを有効にしたまま未署名OSイメージを起動できる仕組みを提供しています。
今回のアップデートは、このセキュアブートプロセスの最適化が中心とななっており、以下のような変更内容が含まれています。
- セキュアブートプロセスの最適化
- 一部UOSリリースでの起動問題修正
- EulerOSのサポート追加
- ディスク書き込みロジックの修正
- Live Injectionプロセスのログ追加
- Athena OSのサポート追加
- GhostBSD最新リリースの起動問題修正
- Ventoy2Disk.shでPATHが壊れる問題の修正
- BusyBox環境でのfdisk検出修正
- proxmox-veがgrub2モードで起動できない問題の修正
- 各言語ファイルの更新
まとめ
Ventoyは一度USBを作成すれば、ISOやIMGをそのままコピーするだけでブートすることができる便利なツールです。セキュアブート対応、UEFI/BIOS両対応、幅広いOSサポートなどがRufus対抗としての人気の理由となっています。
特に今回のアップデートは、セキュアブート環境での安定性向上が大きなポイントとなっており、Windows 11の要件強化が続く中、Ventoyを使うユーザーにとって安心材料となる内容です。
| タイトル | Ventoy | |
|---|---|---|
| 公式サイト | https://www.ventoy.net/en/index.html | |
| ソフトアンテナ | https://softantenna.com/softwares/7734-ventoy | |
| 説明 | ブータブルUSBドライブを作成することができるオープンソースツール。 |
