
Windows 11では現在、検索機能の改善が続いています。検索パネルからWeb結果やアプリ候補を非表示にできるようになり、検索結果が見やすくなったことが注目を集めていますが、実はもうひとつ見逃しがちな新機能が追加されています。
それが「よく使うフォルダーを自動で検索インデックスに追加する」という仕組みです。
この機能は、Windows 11 Insider Experimental Preview Build 26300.9032で公開され、2026年8月27日に公開されたKB5120998(Windows 11 24H2/25H2向けのプレビュー更新)に含まれています、段階的なロールアウトのため、まだ有効になっていない環境もありますが、順次利用可能になる予定です。
固定のインデックスから使う場所ベースへ
従来のWindows検索は、あらかじめ決められたフォルダーだけをインデックス化していました。しかし今回追加された機能では、ユーザーが頻繁に使うフォルダーをWindowsが自動的に判断し、検索対象に追加します。
普段作業しているフォルダーが既定のインデックス対象外だったとしても、Windowsが「ここはよく使う場所だ」と判断すれば、自動的に検索対象に含めてくれるわけです。これにより、検索結果の精度や速度が向上する可能性があります。
設定でオン/オフを切り替えられる
この機能は便利な一方で、すべてのユーザーにとって最適とは限りません。写真・動画・仮想マシン・アーカイブなど、大量のファイルを含むフォルダーを頻繁に開く人は、インデックス化によってバックグラウンド処理が増え、パフォーマンスに影響が出る可能性があるからです。特に低スペックのPCではインデックス作成が負荷になることもあるため、自動追加は困ると考えるかたもいるかもしれません。
そのため、この自動インデックス化は、ユーザーが自由に制御できます。
設定 → プライバシーとセキュリティ → 検索 → "Automatically find additional relevant locations"をオンにすれば自動追加が有効になり、オフにすれば従来どおり手動管理に戻ります。

オフにしても検索インデックス自体が無効になるわけではなく、既存のインデックス対象はそのまま維持されます。
まとめ
今回の変更は、Windows検索をよりユーザーの使い方に寄り添う形へ進化させるものです。頻繁に使うフォルダーが自動で検索対象になるのは便利ですが、環境によっては負荷が増える可能性もあるため、実際に使ってみて自分の作業スタイルに合うかどうか判断するのが良さそうです。
[via Neowin]
