Windowsに標準で付属する「リモートデスクトップ接続」という機能を使用すると、ネットワーク接続されたPCのデスクトップ画面をリモートから閲覧・操作できます。「Chrome Remote Desktop」を使用すれば同様の機能をChromeブラウザー内で実行できます。
特徴はなんといってもお手軽なこと。Chromeに「Chrome Remote Desktop」アドオンを入れるだけで簡単に使用できます。またWindows, Mac, Linuxとマルチプラットフォームに最初から対応しているのも嬉しいところだと思います。
■インストール
共有される側、操作する側両方にChromeとChrome Remote Desktopアドオンをインストールしておきます。アドオンのインストールはこちらから可能。
■共有される側のPCの設定
Chromeの新規タブ画面で[Chrome Remote Desktop」アイコンをクリックします。
[このパソコンを共有する」ボタンを押すとアクセスコードが生成されます。
■操作する側のPCの設定
同様にChromeの新規タブ画面で[Chrome Remote Desktop」アイコンをクリックします。先ほどのアクセスコードを入力します。
接続に成功するとリモートデスクトップが表示されます。Macからも可能でした。
■まとめ
現状ではWindows間の接続なら「リモートデスクトップ接続」の方が便利に使えると思います。しかし、異機種間で簡単に接続可能で、ブラウザのタブ内でリモートデスクトップが使用できるということはインパクト大です。一回試してみることをお勧めします。