ひさびさにデータバックアップ用のHDD「WD30EZRX-1TBP」(WD緑)を購入して使おうとして戸惑いました。そのままだと全容量を1ドライブとして扱うことができないのです。少し調べてみると、Windows 7(32bit/64bit)ではハードディスクをGPT形式に変換してからじゃないと3TBを1ドライブで扱うことはできないということ。
今回はその方法を簡単に説明したいと思います。
HDDをGPT形式に変換する
「コンピューターの管理 > ディスクの管理」で、3TBディスクのところを右クリックし、「GPTディスクに変換」を選ぶだけです。この後は言われるがままにボリュームを作成すれば、全体を1ドライブとして扱うことができます。
GPT変換前は2048GBと746GBの2つの領域に分割されていたのですが、GPT変換後は見事に全体が1つの領域として認識されました。
まとめ
3TBのHDDをデータドライブとして使う方法は意外と簡単でした。ただしシステムドライブ(Cドライブ)として使う場合、64bit OS + UEFIが必要になるというめんどうな制約があるので気をつけてください(今どき3TB HDDをCドライブで使う人は少ないでしょうけど)。
この辺は以下のリンクが参考になります。
GPTディスクに変換すると、古いバージョンAcronis TrueImageのなどで、イメージバックアップ/リカバリできなくなる場合があるという弱点もあります。イメージバックアップツールを使っている場合、ソフトがGPTに対応しているかどうか調査しておいたほうがよさそうです。