現在テクニカルプレビュー版が公開中のMicrosoftの次世代OS「Windows 10」に、Linuxスタイルのパッケージマネージャ「OneGet」が含まれていることが明らかになり話題となっています(HowToGeek、ExtremeTech、Reddit)。OneGetの存在自体は以前から知られていましたが、今回Windows 10に標準搭載されていることが発見され、あらためて注目を集めています。
「OneGet」はWindowsのためのパッケージ管理フレームワークで、様々なサードパーティソフトウェアをコマンドラインからインストールし管理するためのシステムです。例えばVLC、Firefox、7-Zipなど今まで個別にダウンロードしGUIのインストーラーを起動してインストールするしかなかったソフトウェアをコマンドを打ち込むだけでインストールすることが出来るようになります。
Linuxでいうところのyum/apt、Macならばbrew/portコマンドのようなものがWindows 10で導入されると考えれば分かりやすいかもしれません。
現在Windows用のパッケージ管理ソフトとして人気があるChocolateyパッケージと互換性を持ち、Chocolateyのリポジトリを利用することもできるということなので、利用可能なパッケージがなくて困るという心配はないかもしれません。
OneGetはWindows 10テクニカルプレビューにデフォルトで含まれるほか、Windows 8.1用のWindows Management Framework 5.0 Previewをインストールしても使えるようです。新しもの好きの方は試してみてはいかがでしょうか。