OS X YosemiteではSpotlightの機能が強化されたことが話題となりました。しかし「Flashlight」を使えばSpotlightの機能をさらに強化することができます。
例えば、ターミナル用のコマンドを実行したり、天気予報を表示したり、Web検索を強化したり、株価を表示するといったことが可能になります。必要な機能をオン/オフして切り替えることができるので必要以上に重くなることもありません。
オープンソースで自分でPythonを使ってプラグインを作ることも可能です。以下実際に使っていました。
個別に機能を有効化できる
アプリを起動しまず「Enable Spotlight plugins」で全体を有効化し、個別で各プラグインを有効にします。プラグインはカテゴリに分かれていますが、まずは人気のプラグインを集めた「Featured」から試していけば良いと思います。
Shutdownプラグイン
「shutdown」、「restart」、「logout」、「sleep」をSpotlightから実行できるようになります。
Web Searchプラグイン
SpotlightのデフォルトサーチエンジンであるBing以外のサーチエンジンを使ってWeb検索が可能になります。「サーチエンジンの略号 検索語」で検索でき、例えば「g ソフトアンテナ」でGoogleで"ソフトアンテナ"を検索できます。他にも、DuckDuckGo(ddg)や、Google画像検索(gi)、Twitter(tt)、Baidu(bd)、Bing(bg)などが検索できます。
右側に検索結果が直接表示されるのが便利かも。
Weatherプラグイン
「weather 都市名」で現在の天気気温と天気予報が表示されます。都市名はローマ字でどうぞ。
Shopping Searchプラグイン
「ショップの略称 検索後」で検索できます。Amazon(a)、Alibaba(ab)などなど。本家Amazonで検索されるみたいなので、できれば日本Amazonで検索したいところですね。
Terminalプラグイン
ターミナルコマンドを直接実行することができるプラグインです。例えば「rm -rf *.pf」とか「git push」とか「ping google.com」といったことが可能。カレントフォルダはFinderが開いていればそのフォルダがカレントフォルダとみなされます。
Sayプラグイン
癒し系のコマンドsayで言葉を喋らせることができるプラグインです。
まとめ
YosemiteにおけるSpotlightが「Flashlight」と組み合わせるとさらに強力になることが分かりました。以前Yosemite発表後、Alfredが今後どうなるのか話題になったことがありましたが、プラグインの存在で競争はさらに激しくなっていきそうな気配があります。