WindowsとMacを比較し、Macが優れている点の一つとしてフォントレンダリングを挙げる人は多いかもしれません。「MacType」はこのWindowsのフォントレンダリングをMac並に改善するソフトウェアです。
MacTypeを導入すると、見慣れた(?)Puttyの設定画面も上記イメージのように見やすく表示されます。
個人的にも最近Macのフォントレンダリングに慣れすぎて、Windowsのテキスト表示が細すぎる!と思っていたので試しに使ってみました。
インストール方法
MacTypeの公式サイトから「MacTypeInstaller_2013_1231_0.exe」をダウンロードし実行します。インストールの最後で「MacTypeを実行」にチェックを入れ、以下のセットアップウィザードを実行しましょう(実行しないとまともに動きません)。
このウィザードでMacTypeの動作モードを設定します。「MacTrayロード」を選ぶと、MacTypeをタスクトレイから制御できるので、お試し時は良いかもしれません。基本的にこれだけで動きます。
↑適用前のエクスプローラーのプロパティ画面。
↑適用後のエクスプローラーのプロパティ画面。文字が太く表示されています。
↑MacTypeの設定や起動/停止/再起動などはタスクトレイから実行できます。
↑インストール後にウィザードを実行し忘れた場合、デスクトップに作られたショートカットをクリックすればOK。中国語ですが、プロパティを確認するとファイル名はMacWiz.exeとなっています。
常用すべきかどうか…
MacTypeを導入すると確かにWindowsのフォントレンダリングが改善されることが分かりました。ただしこれを常用すべきかどうか個人的には迷っています。それは以下の理由です。
- 効くソフトと効かないソフトがあり表示がちぐはぐになる
- 作者多忙につき最近更新されていない
- 日本語設定を選んでも中国語が混ざっていて読めない部分がある
- 開発者的にはMacType環境を前提に開発するのはまずそう
しかし、WindowsのフォントレンダリングがMacっぽくなるのは確かなので現状に不満がある場合一度試してみると良いかもしれません。